「いのちを守る特別授業」から学ぶ。

9月1日が防災の日ということで
いろんな防災関連のテレビ番組をやっておりましたが


9月1日にNHKでやっておりました
「釜石の"奇跡"」~いのちを守る 特別授業~
(番組サイトhttp://www.nhk.or.jp/special/detail/2012/0901/
を観て、いろいろと考えさせられるものがありました。

リンク切れに備えて一部貼り付けておきます。


~~~~~
東日本大震災後、各地で「防災」への意識が高まる中、
あの震災の“貴重な体験”として語り継がれている子どもたちがいる。
184人の児童全員が自力で巨大津波を生き延びた、
岩手県の釜石小学校。

大人顔負けの「判断力」や「想像力」で危機を乗り切った子どもたちの体験は、
防災の視点だけでなく「危機対応」のモデルケースとして国内外で注目を集め、“釜石の奇跡”とも呼ばれている。

今回その“奇跡”をアニメーションと実写で詳細に再現。子どもたちの驚くべき避難行動を親しみやすい、演出で伝える。

~~~引用お終い~~~


そのなかで一番印象に残っていたものが

「想定にとらわれるな」


スタジオには、群馬大学の教授が来ておられまして

その場にいるタレントさんたちに
釜石市の、震災以前のハザードマップを見せました。

一番危険な場所は赤で示されており
危険度が低くなるほど色は薄くなり
安心だと言われる場所は殆ど色が塗られていませんでした。


そのあとで
「津波で人が亡くなった場所」が小さな沢山の赤い○で
画面に重ねて示されました。

ぞっとしました。

人が亡くなった場所は、殆どが
最初のハザードマップで「安全です」と示されていた場所でした。
色つきの危険だとされていたところでは殆どいなかったのです。



今回の震災があまりに大きな津波だった、ということもあるかもですが

ハザードマップという「想定にとらわれ」て
「津波がきても、ここは安心だって言われているから」と逃げなかった人が
巻き込まれて亡くなった・・・ということになります。



「人間は自分にとって、嫌な情報、都合の悪い情報は信じたくないもの」
なんだそうです。

世の中には自分にとって、
都合のいい情報と都合の悪い情報があります。

たとえば、
日本では、交通事故で年間5000人亡くなりますが
誰も自分が交通事故に遭うとは思わずにいます。

でも、同じような希有な確率でも、
「宝くじで一等賞」だと
自分も買えば当たるように思えてしまう(^^;)
そういえば、
「多分当たらないと思うけれど~」と言いつつ
年末に宝くじ売り場に長い列が出来ますものね。

いい話は大きく見積もり
悪い話だと「自分とは関係ない」と思いたがる
これが人間。

「これは他のことにもあてはめられそうだ」と
アナウンサーさんが言っておりましたが
確かにそうだと思います。

たとえば先ほどのブログに書いた
「障がい者の就労は厳しいよ」的な記事
http://takko-tokky-mama.at.webry.info/201209/article_3.html


これは自分にとっても
正直読みたくないし
書きたくない記事であります。

将来が大変そうなのは解ってる。
いろいろ教えておかないと駄目なのは解ってる。

でも我が子だけは・・・・
なんとかなるんじゃないかしら?
どこかにうまいこと就労できるんじゃないかしら?

正直そう思いたいのです。


だってね・・・
目の前にある、こなさねばならないミッションが
あまりに大変で大きすぎるんですもの・・・(^^;)

ある意味
「ちょっとの埃なら簡単に片付けられるけれど
ゴミ屋敷一軒ぶんだとやる気が失せる」
ってのに似てなくもないかも(^^;)

でも・・・・
やらなければ、なんだと思います。

あまりに悲観的になりすぎるのも
意識レベルで悪い結果を引き寄せてしまいそうで
おすすめできませんが

「いくらなんでもそれは無茶でしょ」ってことは
教えられないとは思いますが

教えられる可能性のあることは
やはり、やっておくべきだと。

万が一自分が面倒みきれなくなったときに
我が子の面倒をみることになる周囲の人々の負担を考えると。

小さなことでも、できないよりは出来たほうがいいし
解らないよりは解っていたほうがいい。

障がいの重たい軽いに関係なく
将来、他人と心地よく関わり合える人にするために。


そのために何ができるのか・・・

目の前のことからひとつずつ。

頑張っていこうと思います。

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